3歳の「自分でやる」、待つと遅刻するし手を出すと怒られる
3歳の朝は、待つか、手を出すかの二択です。待てば遅刻する。出せば「自分で!」と怒られる。どっちも損をする。
僕の家では、上の子が着替えも朝ごはんも手伝わずにできるようになって、そのぶん朝が長くなりました。そこから試行錯誤して、いまの形に落ち着いた話です。
この記事を読むと、朝の支度を15分単位で組み直せます。やることは3つだけ。待つ時間を先に確保する、服を2択にする、タイマーを使う。
この記事で分かること
- なぜ「できるようになったのに遅くなる」のか
- 待つ時間をどうやって確保するか
- 急かさずに動かすための具体的な3つの工夫
できるようになると、時間がかかる
3分で終わっていた頃
1歳や2歳のころは、こちらが着せていました。着せれば3分で終わります。抵抗もないし、悩みもない。こちらが全部決めて、全部やる。効率だけを見れば一番いい方法です。
15分かかるようになった理由
ところが3歳になって、本人が「やる」と決めると、同じ工程に15分かかる。ボタンを1つ留めるのに1分。袖を間違えて、やり直して、また間違えて。
できあがった服は前後ろが逆だったりします。それを指摘すると、今度は脱ぎ始める。
ここが分岐点
これは成長している証拠です。頭では分かっています。分かっていても、時計は進む。7時40分に家を出ないと保育園に間に合わない、という現実は変わらない。
待つ時間を、先に確保する
結論としては、これしかありませんでした。待つ時間を、朝の予定の中に最初から入れておく。実際にかかる時間を測って、その分だけ早起きする。
朝の時間の内訳
| やること | こちらの関与なし | 実際にかかる |
|---|---|---|
| 起きる・着替え | 本人が選んで着る | 15分 |
| 朝ごはん | 手伝わずに食べる | 20分 |
| 歯みがき・顔 | 声かけだけ | 5分 |
| 靴・持ち物 | 声かけだけ | 5分 |
合わせて35分を、待つための時間として確保しました。そのぶん起きるのが早くなるので、親は眠い。でも、急かす回数が減りました。急かさない朝は、親の精神状態がまるで違います。
早起きするしかない、という結論
「もっと早くやってくれればいいのに」と思うのですが、3歳に時短を求めるのは無理です。できるのは、こちらの予定を調整することだけでした。
「急かさない」以外の工夫
時間を確保するだけでは足りなかったので、いくつか足しました。
服を2択にする
5枚から選ばせると、それだけで10分かかります。2枚なら30秒。「どっちにする?」は、3歳が一番気持ちよく決められる質問の形なんだと思います。
前の晩に2枚並べておくのがコツです。朝に選ばせると、選ぶ時間と着る時間が両方かかります。
順番を絵にして壁に貼る
着替えの順番を紙に描いて、洗面所の横に貼りました。これがあると、僕が口を出さなくても本人が見て動けます。口出しの回数が減るだけで、朝の空気が変わります。
タイマーを使う
一番効いたのはこれです。親が「早くして」と言うと、子どもは言い返すか、固まるか、泣く。でもタイマーが鳴るだけなら、相手が機械なので、子どもは「鳴った」で動けます。
理不尽さを親が引き受けなくて済むのが大きい。キッチンタイマーで十分でした。
手を出したくなる瞬間
一声かけてから手を出す
それでも、間に合わない日はあります。そういうときは手を出します。罪悪感はありますが、毎日を完璧にやる必要はないと思っています。
ただし、手を出すときは一声かけるようにしました。「今日は時間がないから、ボタンだけ手伝うね」と。黙って手を出すと、子どもは自分の仕事を奪われたと感じるらしく、けっこう本気で怒ります。
保育園の送迎との兼ね合い
家を出る時間から逆算する
朝の支度は、家を出る時間から逆算して決まります。だから、何時に家を出るかを先に決めて、そこから着替えと朝ごはんの時間を引く。順番を逆にすると、たいてい破綻します。
登園時間に幅がないか確認する
保育園の登園時間には幅があることが多いです。7時15分から8時半まで、のように。その幅を全部使えるなら、朝の余裕はかなり変わります。一度、園の規定を確認してみてください。意外と知らないまま、一番早い時間に合わせて頑張っている人が多いです。
よくある質問
自分でやらせないと、いつまでもできない?
そうとも限りません。できるようになる時期は子どもによって違います。急いでいる日に手を出しても、そのぶん夜にゆっくりやらせれば大丈夫です。
朝ごはんを食べない日は?
無理に食べさせなくて大丈夫です。ただし、保育園で午前中に活動があるので、まったく食べない日が続くなら園に相談したほうがいいです。バナナ1本でも入れば違います。
兄弟がいると無理では?
無理な日はあります。うちも下の子が泣いているときに上の子の着替えを待つ余裕はありません。そういう日は手を出して、次の日にまた待つ。毎日できなくていいと思います。
まとめ
明日やることは1つ。朝、着替えに何分かかったかを測ってください。測るだけで、次の週の予定が組みやすくなります。15分だったなら、15分早く起きる。それだけです。
3歳の「自分で」は、親にとっては邪魔なことが多いです。でも、あれを潰すと、たぶん小学生になってからもっと大変になります。今、15分待ってあげられるうちに待っておくのが、たぶん一番安い投資です。
2歳差の兄弟だと、上の子の「自分で」はもっと複雑になります。その頃の話はこちら。
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